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代表 太田雅一著「生徒の英会話力が向上する 英語劇・ドラマメソッド」


この春出版された、MLS代表 太田雅一の著書「生徒の英会話力が向上する 英語劇・ドラマメソッド」。小・中・高校の英語科の先生向けに、MLSがこれまで50年にわたって積み上げてきた英会話指導法”Talk & Listen”のエッセンスを凝縮してお伝えする内容となっています。英語科教諭の皆様は元より、英会話の習得に興味のある方ならどなたにでも読んでいただきたい一冊です。

今回は、この本の特徴とこの本を読んだ先生からの感想をご紹介いたします。

 

「英会話コンプレックス」を克服!
英語のコミュニケーションに自信がつく「ドラマメソッド」

この本では、演劇の要素を取り入れ、生徒たちが中心となって教室で楽しく実践できる英会話メソッドを、基礎から応用までステップごとに分かりやすく解説しています。

日本には英語を話すのが苦手だという人がたくさんいます。
この背景にあるのが、おとなしい、恥ずかしがり屋、集団志向といった日本人に多いメンタリティから生まれる英会話への苦手意識、つまり英会話コンプレックスです。もともと対人面で消極的なうえ、発音や文法が完璧でないことを恥恥ずかしく思う……このような人は、学校で単語や文法などを長い間学んできたはずなのに、いざ会話をしようとしても消極的になってしまいます。

この英会話コンプレックス克服のために本書で紹介しているのが、演劇の要素を取り入れた英会話学習の方法である「ドラマメソッド」です。これはアメリカのブロードウェイで23年間、俳優・演出家・舞台監督として活躍していたリチャード A. ヴァイア(Richard A. Via)氏が実践していたリハーサル方法をもとにして作られました。自ら英語劇に深く携わってきた太田は、ヴァイア氏のメソッドのなかに日本人の英会話コンプレックスを解消するヒントがあると考え、そのプロフェッショナルの方法に教育的観点を加えて英会話学習法として発展させてきました。

 

ドラマメソッドは、単なる繰り返しの練習とは異なり、会話に「状況設定」を取り入れることで言葉を感覚的に使えるようにしていくものです。
劇の設定のなかで、誰に対してどう伝えるのかといったことをふまえて話すことで、子どもたちは英語を自分の言葉として使う感覚を身につけていくのです。
ドラマメソッドは観客に見せるための演劇とは違って、「上手にやる」必要はないと著者は言います。劇の設定や場面の状況は、英会話コンプレックスによる「不安」の要素を取り払う助けとするためのものでもあり、生徒に余計なプレッシャーを与えてしまっては効果が望めません。そのため教師による指導は最低限に抑え、生徒同士でも互いの意見を否定しないといった約束のもとで、「間違ってもいい」という場の空気を大切にして行います。

本書は、英語教育に携わる人に向けて、教室で楽しく実践できるドラマメソッドを紹介するものです。
ドラマメソッドは幅広い年齢層に向けて使うことができますが、本書では中学生や高校生の英語教育に役立つ内容にしぼって構成されています。もちろん、アレンジすることによって小学生以下の子どもたちにも応用できます。
英語教育に携わる人にとって、生徒たちの英会話への苦手意識を解消し、英会話の向上につなげるヒントとなる一冊です。

編集部に届いた嬉しいお声

本書を読まれた元教育委員会指導主事の先生より、出版社編集部へ感想のお手紙が寄せられました。お手紙をもらうのは珍しい事だと編集部も喜んでいました。

以下抜粋(イタリック体)を載せます。

 

先生が注目された点は:

「いつも授業で使っている教科書が劇の台本になる」

「ドラマメソッドは5W1Hではなく6W2HJ +plus「『6W2H一覧表』」

「ドラマメソッド」・・・ おとなしい子でも恥ずかしがり屋でも、教室で楽しく学んで…」

「台本と遊ぼう(Play with a script)」「言葉と気持ちキャッチボール」

「『ごっこ遊び』の延長と考えてもらえれば…」

「ディーテルをきちんと準備すること」「ディーテルをつくり込むことでよりリアルな…」

「コミュニケーション能力は、4技能5領域とは次元が違う能力であり、従来の …」

「Super-Stage導入による5大効果」そして「付録 Evaluation評価表」 などなど…

 

 

先生は我々の今までの本も活用されていて、次のご意見を頂きました。

『英語で遊ぶ 25のゲーム 1 5のダイアローグ集』と『楽しい英語の授業マニュアル』にどれほど、お世話になったことか。提案された内容に、とんと膝を打ち、首がサロンパスの助けが必要になるほど、そーだ!そーだ!と、うなずき、大いに触発?され、授業作りの基本コンセプトとして、長年活用させていただいています。教員対象研修でも、たびたび、両書の「よさ」を紹介いたしました。改めて大きな感謝の気持ちをお届けしたいと思います。

 

さらに近著にも触れ、

この度の「太田雅ー『英語劇ドラマメソッド』 幻冬舎, 2024年NEW」、幸運にも出会うことができました。即、アマゾン購入。これまで出版された2冊の内容の「基本のキ」が実にわかりやすくまとめられていました。特に、今回、私は「第4章英語劇の台本を使用した指導例」から多くのことを学ばせていただきました。実に丁寧に、教室での学習者との対話例も豊富に、そして優しい言葉・まなざしで記されています。またまた、執筆された太田先生をはじめ、編集スクッフの皆様に大きな感謝です。ありがとうございます。現場の先生方も大いに活用していただきたいと願っています。

とてもユーモアにあふれ勇気づけられる内容で、直ぐに先生にメールを打ち、感謝を述べるとともにブログ掲載の許可を得ました。ありがとうございました。

 

 

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