中学2年生対象　ドラマ・アクティブラーニング　

1日ワークショップにMLS講師が出張してきました

2022年6月13日（月）　群馬県伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校にて、昨年度に続き2学年124名全員を対象に１Dayワークショップを実施し、MLS講師が出張し活動を行いました。

全員でのオープニングセレモニーに続き、その後は各クラスに分かれて活動を行いました。午前中はアイスブレイクのためのゲームからスタート。緊張の面持ちでスタートした生徒様達も、体を動かしながらのウォームアップゲームであっという間に和気あいあいとなり、笑顔あふれる活動となりました。シチュエーションを自分たちで考えて、アクションを入れながら行うダイアローグ練習にはじめは戸惑いながらも、それぞれのペアごとに工夫して、意欲的に取り組んでいました。午前中の最後は、ペアごとに考えたシチュエーションでのダイアローグを皆の前でいよいよ発表。お互いの発表を見て、ベースは同じダイアローグが、こんなにも表現豊かに、感情を乗せた自分の表現として出てくる面白さを体感しました。

　午後は「大きなかぶ」の劇を、グループリーディングの形での発表を目指します。各クラス2グループに分かれ、それぞれ配役を決めて練習しました。配役決めも生徒様自ら考え、ステージでの動きなども工夫して考えながら、それぞれのセリフを練習しました。初めて出会う単語も、劇中のシチュエーションの中で声に出して練習することで、しっかり身についた様子でした。最後に全クラスが体育館に集合し、2クラスずつお互いの発表を見る形で、グループごとに練習した劇を皆の前で発表しました！グループごとに演出が異なる個性あふれる発表となり、成果発表を終えて皆充実感あふれる笑顔で終わることができました。

　始まる前は、外国人講師と英語だけで過ごすワークショップに不安を抱いていた生徒達も多かったようですが、最後は「楽しかった！」「またやりたい！」という声が多数聞かれました。体を動かし、声を出し、机上の勉強とは違ったアプローチで、英語に苦手意識のあった子も含め皆が楽しんで取り組んでくれたことは、私たちにとっても大きな喜びです。表現や演出の場面で意外な生徒が活躍したりと、生徒達同士の間でも発見があったようでした。また、英語は受験科目の一つなのではなく、外国の方とコミュニケーションを取るためのツールなのだと気づかされた、という声も多く聞かれました。ワークショップでの学びを、今後の英語学習にもぜひ生かしてつなげていって頂きたいと思います。

ペアでダイアローグの練習

「大きなカブ」の発表

全員集合